そういえば、昨年暮れに松任谷さんのアレンジの仕事をしました。クレイジーキャッツの音源にユーミンのヴォーカルを加えて新しい曲を作り上げる。間奏はクレイジーキャッツの演奏を残す。エンディングの「ソファミレ」はナベプロの元社長渡辺晋さんの音が残っていたというのでその4音を使う。そのほかのベースラインを私が弾くというもの。 例のナットキングコールとナタリーコールの親子共演というものと同じ仕組みなのだ。今の技術では楽勝なのね。2時間半をかけてベーシックリズムトラックを録音しました。 こういったポップスの大御所の仕事は初めてだったので、どうやるのか興味津々でした。アレンジャーの松任谷さんはラインより特にリズムのニュアンスやノリにこだわっていらしたようです。 私としてもクレイジーの犬塚さんとシックスジョーズの渡辺さんという大先輩とありえない共演が出来て面白かった。