https://thebibliophilia.com/kawagoesoichi-netsugen-1055
熱源という時代小説を読む。
樺太の事が書かれていたので買ったのだ。
私の祖父母と父は太平洋戦争前まで樺太の恵須取町、今のウグレゴルスクに住んでいて叔母の嫁ぎ先を頼って北海道へ移住し父が結婚、それで私が生まれたので興味を持っていた。
直木賞受賞作品。アイヌ、ロシア人、ポーランド人、日本人が樺太を舞台にほとんど実在の登場人物でうちのじいさん一家と同じように引き揚げ者が船で北海道へ渡るシーンもあって親近感も湧くし面白かった。
ロシアのウクライナ侵攻は私にとってはドキリとする事件でこの先マジで北海道を安ずる。都合の悪い事はすぐに記憶に無くなる政治家よりはいっそ政治はAIに任せたらどうかという話があるが日本の行く末を思うともしAIが立候補したらそっちに入れてやる事にする。少なくとも今よりはマシなのであるのである。