このところヒンデミットさんを聴いている。
この方、多作な作曲家で全部聴こうなんて思って聴き始めるとキリがない。
そしてどれもこれも私にはそれほど面白くない。
モーツァルトやベートーベンとは違う。
それなのになんで聴くのだろう。?
ああ、自分が分からない。
この方は天才には違いなく私には理解出来ないから
聴くのをやめられないのかな。
天才を理解できるなら私はもっと天才だよね。
ともかく不思議な魅力がある。
嫌なら聴かないが嫌じゃない。
好きってわけではないのに聴きたくなる。
へんなの。
楽器は何でも出来たそうです。ビオラがお好きなようで。
音楽は明るく感じます。
叙情的な泣かせるような作曲はお嫌いなのだろうな。
コントラバスソナタも書いていて一応トライ。
弾いてみました。即挫折。
音楽は明るく、しかし緊張感が途切れる事無く進みます。
この前ヒンデミットさんの書かれた音楽家の基礎練習という本を
買って読んでみましたがこの基礎練習、私にはレベルが高過ぎてダメ。
わたし一応音楽家ですが基礎練習すら出来ない。
いいんだろうか?良くないね。基礎練習。
この本を実践している音楽家はどのくらい存在するのか。
私はとうにこの手(音楽)の探求は諦めていますが
若い時は視野が狭かったので自分にもできるはずだと思って
頑張ったこともあります。
もうこの歳になるとダメね。
他の方法で音楽に寄り添う生き方を探す旅。
ヒンデミットさん、ひたすら音楽に寄り添って生きる人生。
神々しく素敵です。