ここバッハのヴィオラ・ダ・ガンバソナタを聴いている。
三曲あるうちの2番のアレグロが好きでよく弾いている。
なぜか?ただ一箇所とても好きなのです。それを弾きたいがために弾く。
4分くらいの最後の方に出てくる。
そのためだけに始めの3分は我慢する。
いわば前戯ですね。♡
そういえば昔何かのジョークか事実か、グラビア週刊誌を見て
マスターベーションしていてイきそうになったところでページがめくれて
田中角栄の写真でイっちゃったというのがあったけど。
失礼。
言いたいことは最高のクライマックスにはその前段階が大事。
でも最後が角栄じゃいけない。
あー、なんか戻れなくなってきたので、もとい。
で、他の演奏も聴いてみようと思いYOUTUBEを拾って聴いていたら
すごく耳に引っかかってきた演奏があり、みるとグールドだった。ううむ。
伴奏の方か。
何が違うのだろう。と、考えるうちリズムだと結論。
グールドのは楽しいしウキウキしてくる。リズムが楽しいんだな。
相手はチェロ。
他を探してみるうちなんとキースジャレットも録音している。
相手はヴィオラ。
ううむ。
聴いてみたい。
古楽器であるヴィオラ・ダ・ガンバの演奏は私にはちょっと物足りない。
でも大バッハはこの楽器の為に作曲してる。
ううむ。
バッハの指定通りのガンバとチェンバロの組み合わせは私にはあまりうけない。
まあ考えるに現代のやり方が私の耳にはインパクトがあるのだろう。
現代ではチェンバロとガンバは一般的では無いし今はチェンバロの代わりに
ピアノもあるしガンバは全ての弦楽器で代用可能。
要するにパワフルな楽器がのしてきたのだな。
しかし大バッハはすごい。音楽の父と習ったが神である。個人的に祀る。
そしてバッハの魅力はどんな楽器でも演奏したくなるという音楽性。
誰もが驚愕する仕事量とその質の高さ。
ううむ。
神だ。
私は無宗教だが、簡単なバッハを集めてトレーニングに使っている。
これをやるとなぜかお経をあげているような気になったりする。
念仏のかわりにバッハである。
これはスケール練習とかより楽しい。やってごらんなはれ。