行間が大事。段落つけなさい。ごもっともでござる。素直な私はすぐ改めまする。
ところで、この前の上山高史翁のライブ、2人のベースのみによる伴奏。上山高史翁は相方のベースは加藤が選んでよろしいとおっしゃたので、私は池田芳夫さんにお願いしました。池田さんはその昔私がロックンロールしか弾けなかった頃、神戸のトンボっていうライブハウスに来てサックストリオで演奏したことがあり、私はそれを見ました。「東京のジャズだ。モノホンだ。スゲー」などと思い早速、氏の教則本を買ってジャズベースを勉強しました。そういう方なので、恐る恐る電話したところ、以外に快く引き受けていただきその懐の広さに感動いたしました。
さて演奏は。まず上山高史翁は70歳の貫禄のままにアブノーマルな伴奏にも動じることなく歌っておりました。さすが。おかげさまで私としても自己のペースをある程度維持することができました。池田氏はというと、とにかく音がぶっとい。私と同じ弦を使っていましたが、感覚的には私の三倍の太さの弦じゃないかと思いました。倍音も豊に上山高史翁も「歌いやすかった」と申しておりました。納得。
私は一曲目に演奏した「ブルーモンク」がやはりいい思い出になりました。ほとんど何も決めずに演奏しましたが、ハーフポジションでぶつかり合うベースランニングが心地よく(そう思っているのは本人のみかもしれませんが)新しい楽しみになりました。 またいずれやってみたいものです。