昨夜は、シンガーソングライターのAKIちゃん。と二人のライブ。シンガーソングライターは古いか。アーティスト?昨今ネコも杓子もアーティストでございますからあんまり使いたくはないけど、彼女の場合はOKでしょう。日仏どうたらこうたらにも入選して展覧会もなさるし、歌もうたうし、作詞作曲、ピアノも弾くしシンセも使うし、アドリブするしフリーもやるし、絶対音感あるし、きれいだし、明るいし、うんこもするだろうな。・・・「今年は何かありそう!」なんていってお目目がお星様。なかなかかわいいもんだ。オヤジですね。そんな彼女と共演と言ってもなかなか対等にとは行かないわけで、こちらはひたすら伴奏するわけですが、だからと言って主張しないわけにも行かず少しはアブノーマルラインをやるのですがこれがハマル。のが彼女の良さでもあって、ふつうなかなかこうはいかない。終了後はなんとなくホンワカしたムードが残って「ああこういうのもいいもんだ」って気になる。オルタネイティブベースラインをかましても一応はびっくりしているようだがあっけらかんとしているのも彼女らしい。電話で話をしていると圧倒的に喋り捲っているときもあって「さて困った」と思うのだがこれがまたストレートなもんで厭な気がしない。彼女は歌をうたうときも曲を書いたり詩を書いたり絵を描くときも日常もすべて同じ具合につながっていて自然。これはすごいことですよね。表現者としてはこうありたいもんです。っていうと「そんなことないわよ!」って言うんですが、ちょっと思いました。