低音の魅力
妻は老人ホームで音楽のサービスをしている。
演奏するのはもっぱら昭和歌謡でフランク永井の曲を復習っていたので「低音の魅力だね。」というと「それって変よね。正しくは魅力の低音でしょう。」と。
低音には魅力は存在しないという口振り。
もっとも妻は声の低い男性は苦手。
「耳元で低音で囁かれてゾッとしたのか?」と聞いてみたくなったがこういうケースではやぶヘビになるのでやめて、「俺はどちらかというと声が高いほうだからなぁ、アッハッハ。」
しかしベース弾きとしては低音の魅力がおかしいとは素直に受けいられないのだ。ソプラノと同様バスもいいのだ。
曲としても両方とも聴けた方が良いのですよね。お互いを引き立てる。正に男女の関係、人間関係、全てに当てはまるか。
とか、書いてるくせに今度ベースソロをやります。
6月12日東京倶楽部目黒店で、8月13日は四谷三丁目のバーオブデュモンドでやります。
ぜひ低音の魅力、あるいは魅力の低音を楽しんでいただきたいです。