ドイツの麗しき知性とは入間ジャズクラブがつけたタイトルだが、まさしくそれに賛同する。
5日間一緒に4年ぶりに演奏したが、懐かしくもあり楽しかった。ドラムの橋本学を交えたトリオは快調でどのライブも良かったように思う。たまにこういったトリオはやるべきだな。
サンガーのスタイルは変わっていなかったがより充実した感がある。テンポの駆け引きもアウトのし具合も余裕が感じられた。機関銃のようなピアノプレイは相変わらずだがより凄みを増した感だ。
この素晴らしいピアノ弾きが日本では全く無名というのは残念だがジャズ界の通例でもある。
新作を聴かせてもらったがソロ,デュオ、トリオと編成を変え短くまとめて聴きやすくしたようだ。
アートテイタムに興味があるようで選曲も昔の曲が混じっていた。プレイは同じだが。
オリジナルはいつものリディアンモードが多かった。とはいえ徹底的に弾きまくるスタイルは楽しい。
ともかく明日は5時起きだそうだから飛行機に乗り遅れないようにね。